こんにちは、ミナトです!
先日、お花見を兼ねてみなとみらいの臨港パークから大岡川沿いの桜並木までのんびり歩いてきました。今回はその続き、横浜一の神社、伊勢山皇大神宮の桜を堪能し、そして素敵な期間限定の御朱印をいただいたので紹介!
伊勢山皇大神宮は横浜の総鎮守として知られ、春には境内の桜もとっても見事なんです。
では、続きのお散歩レポート、スタートです!

“関東のお伊勢さま”って呼ばれるだけあって、雰囲気が特別!春限定で観覧できる特別スポットもあるよ!
ランドマークタワーも見える高台の伊勢山皇大神宮
伊勢山皇大神宮は桜木町から徒歩約10分。今回ミナトは大岡川から歩いたので、どちらかというと京急線の日の出駅から来たことになります。
そんな駅からも近い神社ですが、坂を上るのが大変なことときたら!!
横浜ってどうしても海のイメージが強いですが、すぐそばまで山も迫っている険しい街。桜木町駅のすぐ西も、建物ばかりでわかりにくいですが、すぐに坂道に入っていくんですね。
よく考えれば、伊勢山皇大神宮も「伊勢”山”」にある皇大神宮なわけで。

立派な石碑があり、その横の石段から境内に入ります。

なんか、空気が違う
街の喧騒がふっと遠のいた感じ。鳥居をくぐると、空が少し広く感じられ、風の音と鳥のさえずりが心地よく響く。
神社って不思議ですよね!階段を一歩一歩登るごとに、日常のことが少しずつ手放されて、心がまっさらになっていくような気がします。

鳥居の前にはこれまたきれいな桜!このときは満開はもう少し先でしたが、神社補正もありとっても心が穏やかになる…!
境内の枝垂れ桜、見惚れてしまう!
境内に入ると、そこにはまさにここちよい春の絶景。
境内には可愛らしい枝垂桜もあり、神社との相性抜群!

また登ってきた石段の方、桜木町方面を振り返ると、これまた桜とランドマークタワーのコラボレーション。ランドマークタワーはどこに行っても見えますね!

境内はもちろん、参拝客やお花見に来た人はちらほらいましたが、混雑とは無縁、とても空いていて、横浜とは思えないゆったりとした空間。
境内には屋外の椅子や、屋内の休憩スペースも完備!少しお休みしながら、美しい春の境内を眺めるのもおすすめ!
お花見シーズン限定?桜と雅な風情が印象的なお庭の限定公開
さらに嬉しいことに、これはたまたまタイミングいいことに、普段は非公開ですがお花見シーズン限定(他の時期ももしかしたらやってるのかな?)で、茶室のお庭が特別開放されていました!
2025年は3月24日から4月中旬までの開放予定。

早速中に入り石畳を進むと現れるのは、まるで時間が止まったかのような静かな空間。木々の合間から差す柔らかい陽射し、苔むした石や水面の反射が、心に染み入るような風景をつくり出しています。

特に目を引くのが、茶室の屋根越しに咲く一本の桜。
その枝はまるでそっと誰かを見守るように伸び、春の光を浴びながら花びらを散らしています。建物の素朴な美しさと相まって、日本の“わびさび”を感じるひとときでした。

街の喧騒からほんの少し離れたこの庭は、訪れた人の心をそっとほどいてくれる“隠れた名所”。
穴場なので、ぜひ訪れる前に神社の公式InstagramやFacebookをチェックしてみてください!
伊勢山皇大神宮の新種の桜「伊勢山櫻」
ところで、境内でちょっと変わった名前の立札を発見。

新種「伊勢山桜(いせやまざくら)」と書いてあります。調べたところこの桜、伊勢山皇大神宮で育成された新種の桜なんだそう
その姿はというと——
淡い白に近いピンクの花びらがふわっと開き、中心にほんのり紅色が差す、なんとも上品な雰囲気。
ソメイヨシノのような派手さはありませんが、静かに咲く姿は、どこか神聖な空気をまとっているよう。


葉っぱも小さく柔らかで、ほんのりふわっと優しい感じ!
この桜は、少し開花時期がずれることもあるそう。実際、境内の他の桜の見ごろはまだ満開ではありませんでしたが、この子は葉っぱも出ていました。そのわりには、花びらもきれいに残っていましたね。境内で見つけたら、ぜひ立ち止まってみてくだ
伊勢山皇大神宮は激動の明治に誕生、はまっこの心のよりどころ
せっかくなので、伊勢山皇大神宮の歴史についても少しご紹介。
この神社が創建されたのは明治3年(1870年)。意外と最近!
でも建立の背景を知ると納得です。
当時、横浜は開港からわずか十数年で急激な都市化が進み、文明開化の最前線ともいえる町でした。西洋の文化も入り込み、実際に山手の洋館や中華街があることからも想像つくように、いわばサラダボウル状態になってたわけです。
そんな激動の時代にあって、地域の人々の心のよりどころとなるようにと、当時の神奈川県知事・井関盛艮の主導により、伊勢神宮の分霊を奉じて建立されたのがこの伊勢山皇大神宮。
そんあこともあって、ご祭神は伊勢神宮と同じく天照皇大神(あまてらすおおみかみ)。「関東のお伊勢さま」と呼ばれるワケはまさにここにあります!
ミナトは横浜に住むまで知らなかったのですが、はまっこにとても親しまれている、夕所ある立派な神社なんですね。
また、港を望む高台に位置することから、船乗りたちの航海安全を祈る場所としても大切にされてきました。今もなお、境内からはみなとみらいや桜木町方面の景色を望むことができ、緑豊かな神域と近代的な都市風景が同居する、なんとも横浜らしい神社。それが、伊勢山皇大神宮なのです!
限定デザインの御朱印「伊勢山の舞 御朱印」「鉄道発祥記念 御朱印」
そして最後に忘れてはいけないのが——御朱印!
伊勢山皇大神宮では、通常の御朱印のほかに、季節限定・テーマ別の書き置き御朱印が用意されています。
今回いただいたのはこちら:
- 伊勢山の舞 御朱印
→桜舞う巫女の姿が優雅に描かれていて、ほんのりピンクの春らしい一枚。和紙の風合いも素敵で、見ていて癒されます。 - 鉄道発祥記念 御朱印
→伊勢山の近くが、日本最初の鉄道(新橋〜横浜)の終着点だったということで、鉄道と神社の歴史がつながる貴重な御朱印。汽車のイラストがなんともレトロでキュート!

どちらも書き置きタイプなので、御朱印帳を忘れてしまっても安心!記念に是非いただいていきましょう。
アクセス情報
伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)
住所:〒220-0031 神奈川県横浜市西区宮崎町64
電話番号:045-241-1122
公式サイト:https://www.iseyama.jp
アクセス方法:
- JR「桜木町駅」南改札口から徒歩約10分
- 横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」から徒歩約10分
- みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約15分
※境内までは階段があります。歩きやすい靴での来訪がおすすめです。
まとめ:春の横浜で、都会の喧騒を離れ心ほどけるお花見を
伊勢山皇大神宮は、横浜都心にありながら、静けさと歴史、そして美しい自然が調和した特別な場所でした。
境内を彩る枝垂れ桜。神社の心を感じる「伊勢山桜」。雅な限定公開のお庭。
そして色鮮やかで、横浜ならではの歴史を感じさせてくれる御朱印!
なんでこんな素晴らしいところを知らなかったんだろう!
また来年の春も、桜と神社の魅力を感じに足を運んでみたいと思ったのでした。
最後まで読んでくれてありがとう♪
みなとのおひとり様お花見散歩日記、これにて終了です!
ぶらりとお散歩しながら、新たな横浜の魅力にたくさん触れた一日でした。
実は他にも、伊勢山公園にいったり、伊勢山動物園にも足を運んだのですが、その紹介はまたどこかで。
前回までのお花見散歩の記事、まだの方は読んでくれると嬉しいな!横浜の魅力、ぎゅぎゅっと詰まってます!

ミナト、なんで一人でこんなに楽しいお散歩してるの!次はミライも連れていくこと!絶対ね!!!!
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