こんにちは、ミナトとミライです!
横浜みなとみらいの代表的な散歩コース「汽車道」を歩いてきました。実は今、ウッドデッキの修復工事に伴って、かつての貨物線の線路がそのまま見えるという珍しい光景に出会えるんです!


すごい!本当に線路が埋め込まれていたんだ!

もともと横浜には貨物で運ばれてきた荷物が海外に輸出される一大ターミナルだったんだよ。歴史を感じるね!
汽車道の歴史とは?
汽車道は、かつて1911年(明治44年)に開業した「横浜港貨物線」の一部を遊歩道として整備したもの。
明治から昭和にかけて、港と市街地を結ぶ物流の大動脈でした。
しかし1986年(昭和61年)に廃止となり、その後1997年に遊歩道かされています。

意外と最近のようで、でも遊歩道化されてから30年近く経つんだね!

遊歩道の途中にある3つの橋梁は開業当時のもので、横浜市認定歴史的建造物に指定されています。
橋には”AMERICAN BRIDGE COMPANY OF NEW YORK, U.S.A. 1907″の文字があり、鉄道黎明期の雰囲気がヒシヒシと感じられます。

桜木町駅から赤レンガ方面へ、実際に歩いてみた!
地図を見るとよくわかりますが、この旧貨物線は桜木町駅の方から分岐して、赤れんが倉庫の方へ進んでいました。なので、汽車道の散策は桜木町駅からスタート!
桜木町駅は元々初代横浜駅があった場所でもあり、CIAL桜木町駅では当時の横浜駅に関する展示やSLの展示もあるので必見!


桜木町駅から道路を渡って進むと早速汽車道が見えてきます。
早く渡りたい気持ちを抑えて、まずは外から全容を見渡してみましょう。

みなとみらいを代表する横浜ランドマークタワーや観覧車、そしてロープウェイに囲まれながら、100年も前の重厚な産業遺産がお出迎えです!
詳しいことはよくわかりませんが、土台の構造や橋げたなど、なんだかただならぬ雰囲気を感じます!

こんなのが横浜都心ど真ん中に残っているなんて、よく考えるとすごいね?!
じっくり外観を眺めたら、早速汽車道に入っていきましょう!
汽車道はそれはもうきれいに整備されていて、一組の線路が残されながらも、ウッドデッキで歩きやすい歩道になっています。

これが通常の景色。心地よい海風もあり普段からとっても雰囲気のいい場所なのですが、今だけ期間限定!その先の橋梁を渡った後から面白い光景が見られます。それがこちら!!

なんと線路が丸見えです!!
枕木はところどころ腐食しているのかとても年季が入っていますが、今も電車がやってくるんじゃないか?といぐらいはっきり残っています!
なぜこんな光景が広がっているのか?それはウッドデッキの改修工事によるものでした。

普段は木製のデッキに覆われていますが、今回の修復工事で線路そのものが姿を現し、当時の雰囲気を間近に感じることができているんですね。
ウッドデッキの改修は、令和8年3月31日までの予定。
それよりも早い時期には新しい床版で覆われてしまいます。
いつまで見られるかはわかりませんが、ほんの少しの間の限定の光景です!
夜の線路とみなとみらい夜景のコラボレーションも必見!
期間限定の線路をじっくり見るなら明るい時間がベストですが、夜も幻想的な光景が楽しめます!

特に夕暮れは、ロープウェイYOKOHAMA AIR CABINとのコラボレーションも見ごたえがありますよ♪

ロープウェイからはみなとみらいの街並みを見渡しながら、眼下を走る汽車道もじっくりと眺められるので、往路は汽車道を徒歩、復路はロープウェイで空から見物、という組み合わせもいいと思いますよ!

まとめ|今しか見られない貴重な景色
今回見られる線路は、工事が終われば再びデッキに覆われてしまいます。
横浜の歴史を感じられるとても貴重な瞬間なので、散歩がてら、ぜひ訪れてみてくださいね。

期間限定だから、早めに見に行くべし!



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