【ありがとう横浜ロイヤルパークホテル】天空からの感動の夜景をもう一度。ミナトとミライの特別な思い出

2025年3月31日をもって、長らく横浜・みなとみらいのシンボルとして親しまれてきた「横浜ロイヤルパークホテル」がリニューアルのため休館します。

ミナトとミライにとっても、ここは忘れられない大切な場所。今回は、私たちが宿泊したときの思い出を振り返りながら、ホテルの魅力をぎゅっと詰め込んでご紹介します。

---

地上210mからの絶景、これぞみなとみらいの特等席

あれは1年ちょっと前のまだ寒い冬の日。チェックインしたのは午後4時すぎ。フロントでルームキーを受け取り、静かにエレベーターで上へ上へと上がっていきます。
宿泊したのはランドマークタワーの高層階、70階建てのタワーの中でも上位に位置する客室フロア。
このホテル、「横浜ロイヤルパークホテル」は、日本で最も高い超高層ビル「横浜ランドマークタワー」（高さ296m）の52階から67階にあるんです。
つまり、私たちが泊まったのは、東京タワーの展望台（150m）や、スカイツリーの天望デッキ（350m）に迫る高さ。
“宿泊できる空の上の楽園”と言っても過言ではありません。

部屋のドアを開けた瞬間、私たちは言葉を失いました。

そう、目の前に広がっていたのは、どこまでも青く輝く横浜ベイエリアのパノラマ。
午後の太陽を反射する海面がキラキラと光り、インターコンチネンタルホテルの曲線が美しく、観覧車はくるくる回る。
大さん橋の向こうにはベイブリッジが堂々とそびえ立っています。
部屋の中にいるのに、まるでヘリコプターに乗って空から街を見下ろしているかのような感覚——
これは「絶景」という言葉だけでは足りない、と実感しました。

日が傾き始める夕方5時すぎ、窓の外は少しずつ柔らかいオレンジ色に染まりはじめます。

刻一刻と変わる空の色に、目が離せません。
高層階だからこそ、水平線が地球の丸さを感じさせてくれるほど遠くまで見渡せる。
空と海の境界があいまいになっていく瞬間、なんとも言えない感動がありました。

そして、夜。
街の灯りが少しずつともりはじめ、観覧車が鮮やかな光をまとって回り始めます。
まるで宝石を散りばめたような夜景が、静かに、でも確実に世界を変えていきます。

ここでルームサービスを頼み、夜景を眺めながらいただく——それがどれほど贅沢か、言葉では表しきれません。

そして、翌朝。

カーテンを開けると、大きな窓からは、柔らかい朝の光が差し込んできて、みなとみらいの街が少しずつ目覚めていく様子が静かに映し出されていました。

---

朝食は“天空レストラン”でいただきます

私たちは軽く身支度を済ませ、エレベーターでさらに上の階へ。
向かったのは、ホテル最上階のひとつ、地上277mに位置する70階のスカイラウンジ「シリウス」。
横浜ランドマークタワーの頂に近いこのレストランは、日本のホテル朝食の中でも“最高峰クラスの眺望”といっても過言ではありません。

レストランに一歩足を踏み入れると、目の前に現れたのは、ガラス一面に広がる青空と青い海のコントラスト。
左手には横浜ベイブリッジ、右手には観覧車、眼下にはまだ人影のまばらな赤レンガ倉庫が小さく見えます。海の向こうにはうっすらと房総半島(?)。まさに“天空のパノラマ”。

ビュッフェ台には、洋食・和食を中心に華やかな朝食メニューがずらり。
目の前で焼いてくれるふわふわのオムレツは、とろけるチーズと具材をカスタマイズできて大人気。
サラダやフルーツも充実していて、朝から贅沢すぎるラインナップにテンションが上がります。

そして、ちょっと横浜らしさを感じさせてくれるのが、ビュッフェの片隅にひっそりと用意されていたミニ中華メニューと家系ラーメン。
中華街に近いこの地ならではのこだわりに、ちょっとにやり。

小さめの器で提供されているので、ほかの料理とバランスよく楽しめるのもポイント。
その横にはシュウマイやチャーハンも並んでいて、“横浜の朝”をここでまるごと味わえる感覚です。

ゆっくりコーヒーを飲みながら海を眺めていると、時間が止まったような感覚に包まれます。
早朝の静けさと、始まりゆく街のざわめきが混ざり合うこの時間。
まさに、横浜という街の“静と動”を同時に感じられる、特別なひととき。

ルームサービスのホテルオリジナルハンバーガーも至福の一品

遡ること前日の夜。チェックインしたあと景色を眺めながらのんびり過ごしていた私たちは、すっかり夕食のことを忘れ、気づいたらもうこんな時間！あっという間に辺りは暗くなっていました。
観覧車が虹色に輝き、大さん橋のクルーズ船が静かに光をまとい、街全体がまるで宝石箱をひっくり返したようなキラキラした風景。

そんななか、だんだんお腹がすいてきて…。

その気持ち、わかりすぎるくらいわかる。
ということで、部屋に置かれていたルームサービスのメニューを何気なくパラパラとめくっていたとき、ある一品が目に飛び込んできました。

「ホテルオリジナル ハンバーガー」

たしか、お値段はひとり3,000円ちょっとくらいだったかな？
正直、ハンバーガーにしてはかなり高級。だけど、今この特別な夜にふさわしい“ちょっと背伸びした選択”として、ふたりの意見は一致しました。

注文から30分ほどで、ホテルスタッフが丁寧に届けてくれたバーガーは、見た目からして格が違う！

ふっくらと焼き上がったバンズに挟まれているのは、分厚くジューシーなビーフパティ、とろけるチェダーチーズ、シャキシャキのレタス、ジューシーなトマト。
サイドにはカリッと揚がったポテト、そして絶妙な塩加減のピクルス。

ひとくち食べた瞬間、ジュワッと肉の旨みが広がり、ソースのコクが追いかけてきます。
だけど決して重すぎず、どこか品のある味わい。
ホテルの料理人が本気で“ハンバーガー”を作ったらこうなるんだ、というお手本のような一品でした。

窓の外には、観覧車のライトがゆっくりと変化し、みなとみらいの夜景が静かに煌めいていました。
テレビも音楽もつけず、ただ静かに景色を眺めながら食べるルームサービスのディナー。

それは、まるで空に浮かぶレストランで、ふたりきりの時間を過ごしているような感覚でした。

再オープンしたら、またこの空の上に泊まりたい…!

夜の景色に包まれながら、静かに流れる時間。
ふたりでソファに座って、言葉を交わすことなく、ただ同じ景色を見つめていました。

喧騒から離れた高層階の静けさ。どこか現実じゃないような非日常の空間。

そんな中に身を置いていると、ふだんの忙しさや焦りが、すっと遠のいていくような気がします。

ランドマークタワーの中にあるこのホテルで過ごした一日は、心に深く刻まれるような贅沢な時間でした。

リニューアルのための休館するこのホテル。
でも、きっとまた新しい姿で戻ってきてくれるはず。

横浜ロイヤルパークホテルへのアクセス

横浜ロイヤルパークホテルは、みなとみらいのランドマークタワー内に位置しています。
アクセスの良さとロケーションの特別さは、国内ホテルでもトップクラス。

📍 住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1-3

🚉 アクセス方法

• みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約5分
• JR根岸線／横浜市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩約7分（動く歩道あり）

みなとみらい駅からは地下で直結しており、雨の日でも快適。
桜木町駅からは歩道橋や動く歩道を使ってスムーズに移動できます。

🗺 Googleマップ

横浜ロイヤルパークホテルの再オープン予定は2028年以降

横浜ロイヤルパークホテルは、横浜ランドマークタワーの大規模修繕工事ため2025年3月31日（月）から営業休止。​再開は2028年以降とのことですが、具体的な再開時期は未定。再開が待ち遠しいですね！

2025年4月-5月の横浜・みなとみらいイベント情報

ホテルが休館中でも、みなとみらいエリアはイベント盛りだくさん！訪れるたびにワクワク楽しい時間が過ごせますよ。

ただ、みなとみらいに住んでいると知らず知らずにイベント漬けになってしまうのがまたこわいところ（笑）

---

ミナトとミライはこれからも横浜・みなとみらいの楽しいことや、日常・暮らしのリアルを発信していきます。また遊びに来てね♪

X（旧Twitter）@Mmirai_SlowLifeとInstagram @minatomirai_slowlifeでも発信中📷✨

https://twitter.com/Mmirai_SlowLife

twitter.com

ブラウザーをアップデートしてください

www.instagram.com

ミナトとミライのみなとみらい一句

夜の海　きみと見上げる　ランドマーク